【最新2024年】茨城県のEV補助金・支援制度まとめ
茨城県の一部の市町村は、補助金を通じて、電気自動車(EV)普及を後押ししています
そんな茨城県と県内の市町村のEV政策について紹介します。
国の補助金に上乗せ!市町村独自のEV補助金
EVを購入する際、国の補助金がもらえるのはご存じでしょう。
県内の一部の市町村では、国の補助金に上乗せする形で、補助金を受け取ることができます。
以下に、それらの市町村をまとめます(まだ令和6年度の政策を発表していない自治体もあるので、抜けがある可能性があります)
神栖市のEV補助金
神栖市は、20万円(車の価格の1/10が上限)という、かなり手厚い補助金を用意しています。
ただし、新品のEVが対象で、プラグインハイブリッド車は対象になりません。
(24年11月追記:受付終了したそうです)
常陸太田市のEV補助金
常陸太田市は、20万円(車の価格の1/10が上限)という、手厚い補助金を用意しています。
さらに、軽自動車の場合には15万円、プラグインハイブリッド車は10万円、電動ミニカーは5万円、その他EV(おそらくバイク含む)は3万円の補助金があります。
全て、新車が対象です。詳細はこちら
美浦町のEV補助金
美浦町は、10万円の補助金を用意しています。
ただし、プラグインハイブリッド車の場合には5万円です。
(24年11月追記:受付終了したそうです)
東海村のEV補助金
東海村は、10万円の補助金を用意しています。
ただし、プラグインハイブリッド車は対象ではありません。
詳細はこちら
ただし、これらの市町村のEV補助金は予算が限られています。
年度の後半には予算切れになっていることも多いので、最新情報のチェックが必要です。
EV充電を便利に?充電インフラ政策
急速充電器 VS 普通充電器
政策の説明の前にまず、EV充電器の説明をしましょう。
EV充電器には、急速充電器と普通充電器があります。
急速充電器は、速く充電できる代わりに、設置費用が高く、利用料金も割高です(ガソリン代と同等)。
そのため、外出先で休憩がてら充電を継ぎ足すような使い方が向いていて、高速や国道沿いに多いです。
一方、普通充電器は、充電に半日程度かかる代わりに、設置費用が安く、機器代が数千円、設置も数万円から可能なものもあります。
充電にかかる費用も基本的に家庭用電気代だけなのでガソリン代より割安です。
そのため、自宅に「普通充電器」を設置するのは、便利なだけではなく経済的だと言われていますが、
外出先で充電できると(充電スタンドが増えると)、遠出の際にも便利に使えるようになります。
市町村独自の充電器設置補助金
EV充電器の設置を促すため、茨城県の一部の自治体は国の補助金に上乗せしています。
詳細は市町村名をクリックして公式サイトから閲覧できます
- 神栖市(急速充電のみ、75万円、上限は充電器費用の1/5)
- 常陸大田市(普通充電も急速充電器も上限5万円)
- 神栖市(急速充電のみ、100万円、上限は充電器費用の1/5)
- つくば市(10万円。新築戸建てのゼロエネルギー住宅(ZEH)限定)
公的施設でのEV充電
また茨城県の一部公有施設では、急速充電器を設置して、EV充電を応援しています。
例えば、水戸市では、普通充電器や急速充電器を、合計9か所に設置します。
利用には料金がかかりますが、充電できる場所があるのは安心ですね
まとめ:茨城県のEV化は進むか
茨城県のEV政策の特徴は、一部市町村のEV補助金が手厚いことです。
EVへの支援はもちろん、急速充電器の普及も後押ししています。
茨城県でEV普及がどのように進むのか、どのような政策が実行されるのか、今後も目が離せませんね。
EV購入やEV充電器設置を検討する際は、ぜひ国の制度もチェックしましょう。