【構想】EV政策・補助金まとめ 2.0 について
いつも「EV政策・補助金まとめ」を閲覧いただき、ありがとうございます。
47都道府県の政策を全てまとめてから半年弱。
おかげさまで「○○県 EV 補助金」と検索すると、このサイトが上位に出てくることも増えてきました。
研究やその他活動と両立できる更新ペースでやっている割には健闘していると思っています(自画自賛)
とはいえ、まだまだEV購入者の総数には及んでいませんし、
「本業」の研究活動とのシナジーが活かしきれていないなと反省しています(この前参加した学会で、地域の再エネ政策についてまとめた研究を見て思いました)
そのため、来年度からいくつかの新機能を追加し、「EV政策・補助金まとめ 2.0 (仮称)」にアップグレードしていきたいと思っています。
今回はその構想の紹介です。
構想1. 「現在地のEV政策」機能
現在は、「○○県 EV 補助金」と検索するような人しか、このサイトにたどり着けません。
自分としてはこれは結構な問題だと考えていて、
「自治体がEV補助金を出しているかもしれない」という発想がない人はこのような検索ができず、
EV購入の方がお得な場合でもそれを見逃してしまうからです(参考記事:EVの方がお得な自治体は?)
これは一見解決不可能な問題に思えますが、「不可能」ではありません。
このサイトが「EV 補助金」と検索して上位になれば良いのです。
そのための改革として、どんな自治体の人でもその地域の補助金情報を確認できるオールインワンのページを作ろうと考えています。
具体的には、GPS位置情報と買いたいEVから、関係する国と自治体の政策を提示するようなサイトの開発を考えています。
イメージとしては、天気情報サイトの「現在地」機能でしょうか?
そして、位置情報を収集することは、自分の研究にも活用できますし(もちろん研究の同意ページも作る予定です)、近くのEV充電器を示すのにも使えるはずです。
構想2. アンケート機能
また、このサイトは、EV購入を検討している方、ディーラーの方、自治体の方など、EV普及に関わる幅広い人が集まる場にもなっています。
今後はこのサイトの中でもアンケートなどを頻繁に行い、皆さんの生の声をまとめ、
研究の一環にしたり、あるいは記事の形にまとめていこうと思います。
この構想は、サイト作成当初からあったのですが、サイト利用者が少ないうちにやっても正直に意味がないので、これまで手を付けていませんでした。
だんだんユーザー数が伸びてくる中で、研究に十分な参加者数が見込めるようになりつつあります。
構想3. EV情報のハブとしての機能
このサイトの特色は運営者が営利企業ではないことにあります。
だからこそ、他のサイトと「競争」するというよりは「共創」していきたいと思っています。
EVの製品情報に関するサイト、充電器の普及に関するサイト、EVユーザー向けの情報サイトなど、幅広いサイトがあります。
これらのサイトとの相互リンク等を通じて、EVを買いたいと思った人が多様な情報にアクセスしやすくする情報環境を整えようと思っています。
相互リンクの依頼をしたい方はお問い合わせにご一報ください。
まとめ
このサイトのさらなる発展、日本のEV情報環境の改善、そして自分自身の研究のため、様々な取り組みを今後していく予定です。
もっとも、これまでのようにテキストベースのコンテンツだと、いずれ生成AIにとって代わられてしまうという切実な問題もありますが()
ご意見やアイディアのある方は是非お問い合わせに連絡ください。
今後ともよろしくお願いいたします。