【最新版】福井県のEV補助金・支援制度まとめ
福井県のEV政策の特徴は、県独自のEV補助金が手厚いこと。
さらに、県内の市町村独自の補助金や、その他の支援制度もEV(電気自動車)の普及を後押ししています。
この記事では、そんな福井県内のEV政策について紹介します(最新2024年度の情報)。
国の補助金に上乗せ!県独自のEV補助金
EVを購入する際、国の補助金がもらえるのはご存じでしょう。
福井県では、国の補助金に上乗せする形で、補助金を受け取ることができます。
その額はEV一台あたり10万円 (プラグインハイブリッド車もOK)
これだけでも他の多くの都道府県よりも充実した支援制度ですが、
さらに、29歳以下の若年層の場合には補助額が大幅に増額されます。
普通自動車のEVならば40万円、軽自動車でも25万円の大盤振る舞いです。
この額は、東京都や埼玉県に匹敵する全国トップクラスの補助額です。
詳細はこちらより確認してください。【令和6年度】次世代自動車普及促進事業補助金の募集を開始します | 福井県ホームページ (fukui.lg.jp)
市町村独自のEV補助金
福井県内の一部の市町村では、さらに独自の補助金を受け取ることができます。
個人用EV補助金がある市町村の一覧
ただし、これらの市町村のEV補助金は年度の後半には予算切れになっている場合や、
一部の自治体は2024年度の政策の詳細をまだ発表していないことがあるので、最新情報のチェックが必要です。
EV充電をしやすく?福井県の充電インフラ政策
基礎充電 と 経路充電 と 目的地充電とは?
EV用の充電器は、設置する場所によって使い方は大きく異なります。
その分類が、基礎充電 / 経路充電 / 目的地充電 です。
基礎充電とは、自宅や職場の駐車場など、日常で車を長く置ける場所での充電です。
自宅で充電するなら時間がかかっても良いので、(安いが遅い)普通充電器が活躍します。
経路充電とは、高速PAや道の駅などで、遠出をする途中での充電です。
航続距離が足りない時に休憩がてら充電するという使い方です。
多少割高でもスピードが大事なので、急速充電器が活躍します。
目的地充電は、商業施設、宿泊施設などの目的地での充電です。
特に観光地の宿泊施設にEV充電器があれば、帰りの充電を気にしなくてよくなるメリットがあります。
県独自の急速充電器補助
福井県は、商業施設や宿泊施設の目的地充電に限り、
国の補助金に加えて独自の補助金を用意しています。
その額は、急速充電器なら最大150万円、普通充電器なら最大15万円です。
急速充電器設置には数百万円以上かかりますが、
国の補助金と県の補助金を併用することで、自己負担を大きく抑えることでできるでしょう。
詳しくは公式サイトでチェック島用。
また、高浜町では充電器設置に最大5万円の補助があります。
おまけ:EVカーシェアリングで「お出かけ」しやすく?
福井県は、EVを「動く蓄電池」としてのエネルギーのマネジメントに使いながら、
カーシェアリングにも活用する取り組みを進めています。
詳しくはこちらから確認できます
まとめ:福井県のEV化は進むか
福井県は手厚い補助金でEV普及を応援しています。
福井県でEV普及がどのように進むのか、どのような政策が実行されるのか、今後も目が離せませんね。
なお、福井県のEV充電器の設置状況はこちらから確認できます。
最後に、EV購入やEV充電器設置を検討する際は、ぜひ国の制度もチェックしましょう。