日産リーフの補助金がすごい!今年はフルモデルチェンジも【最新版】
言わずと知れた国産EVの先駆者、日産リーフ。
登場から10年経った現在も、軽自動車以外の国産BEVの販売台数では先頭を走っています。
さらに、2025年はフルモデルチェンジが予定されていることもあり、今後の動向が注目です。
そこで、この記事では、日産リーフを買う人が使える補助金制度等を徹底解説します。
*最新2024年度(令和6年度)の情報です。補助金額は2月に変わるのでご注意を
そもそもリーフの値段 / スペックは?
日本を代表するBEV、日産リーフ(408万円~)。
以下のような特徴があります。
特徴
- 信頼と実績の国産EV (バッテリーの火災事故ゼロ)
- 選べる航続距離(標準グレードで約320km、e+にすると約450km程度)
- 維持費用の安さ(電気代はガソリン代より安い。自動車税の減免措置)
- 充実した安全支援機能(詳細:リーフ [ LEAF ] | 走行・安全 | 先進技術)
このような性質から試乗記などでは高い評価を得ています。
国からの補助金額
リーフを購入する際のネックの一つは、ガソリン車や、BYDなどのEVと比べると高額なことですが、
令和6年度の国の補助金制度を活用すると、日産リーフを購入する際になんと、85万円の補助金 を受け取ることができます。
これは、EVに対する補助金の中ではかなり手厚い部類で、
オプションや値引きを考慮しない単純計算では、330万円から買うことができ、一気に普通の車との価格が縮まります。
注意!補助金は新車のみ
ただし、国の補助金は新車のみが対象です(逆に中古車はその分安い)
また、4年以内に売却する際にも注意が必要で、その場合には補助金を一部返還する必要があります。
さらに、地方自治体の補助金や、日産自身の値下げキャンペーンなどと組み合わせれば十分安く買えるでしょう。
どのような自治体が独自の補助金を用意しているのでしょうか?
都道府県からの補助金
以下に都道府県レベルで追加の補助金がある県をまとめます
- 東京都
- 日産のEVの場合、55万円の補助金追加。再生可能エネルギー利用でさらに加算。
- 埼玉県
- EVの場合、30万円の補助金追加。V2H利用でさらに加算。
- 千葉県の各市町村
- 10万円の補助金追加。太陽光発電の設置が条件。V2Hでさらに加算。
- 石川県
- 富山県
- 福井県
- EVには10万円の福井県の補助金が追加、30歳以下の若者では額が上乗せされる
- 滋賀県
- 徳島県
- 福島県
ただし、これらの補助金では、新車であることに加えて、県税の滞納がないことが条件になり、
年度末には予算切れや受付終了もあるので注意が必要です。
また、ここには個人用の補助金のみをまとめたので、企業用の補助金を知りたい方は、あとで紹介する47都道府県の政策を調べることのできるリンクの一覧から探してください。
例:東京都のEV補助金
東京都の補助金の仕組みを見ていきましょう。
まず、EVから電気を取り出す「給電機能」があるEVには 45万円の補助金 があります。
日産リーフも給電機能のあるEVなので、この時点で国と東京都の補助金の合計で80万円に達し、実質300万円台で変える訳ですが、
しかし、ここで終わらないのが東京都の補助金の恐ろしさ。
まず、各メーカーのEV販売実績などに応じた追加の補助金があります。
トヨタ、日産、三菱、フォルクスワーゲン、テスラが10万円、それ以外の日欧大手メーカーは5万円の補助額です(BYDやヒョンデにはこの追加補助金はなし、ただし来年度条件を満たす可能性はある)。
それだけではありません。
自宅に 太陽光パネルを設置している家庭では、補助金額はさらに30万円追加。
太陽光パネルがなくても再生可能エネルギーの電力契約をしていれば、15万円が追加されます。
結果的に、東京都では、実質250万円程度で買うことも可能です。
市町村からの補助金
また、都道府県だけではなく市町村も独自の補助金を用意することがあります。
市町村の補助金も都道府県ごとにまとめたので、以下の一覧をチェックしてみてください。
以下の一覧から、都道府県名をクリックすると、その県と県内市町村のEV政策をチェックできます
- 北海道と東北地方
- 関東地方
- 中部地方
- 近畿地方
- 中国四国地方
- 九州沖縄地方
自宅でのEV充電器設置
一般的に、自宅にEV用の充電器を設置すると、充電代が安く済んだり、便利に使えたりします。
日産リーフもそれは同じ。
充電器設置にはどの程度のお金がかかるのでしょうか?
コンセントタイプの普通充電器
コンセントタイプの充電器は最も割安な選択肢で、機器代が数千円(ケーブルはリーフの場合オプション)、設置工事費用が安くて数万円、高くて10万円台で済みます。
自宅の駐車場にコンセントを設置し、EV用の車載充電ケーブルで車とそれをつなぐことで充電します。
ケーブル一体型タイプの普通充電器
コンセントタイプでは、車に乗せている充電ケーブルを出して、コンセントと接続する必要があります。
そのような手間を省けるのがケーブル一体型タイプです。
代わりに、価格は高く、機器代だけで20万円以上かかりることも珍しくありません。
自宅のEV充電器設置の補助金
一部の県や市町村では、それに対する補助金追加があることも。
それらについても、上の一覧の都道府県名をクリックすることで知ることができます。
まとめ:EVが手軽な未来はすぐそこに?
EVは価格が高いことが、ネックの一つですが、
日産リーフは国の補助金が手厚く、さらに一部自治体の補助金が充実しているので購入しやすくなっています。
また、ここではしっかり紹介できませんでしたが、自動車税などの優遇措置もあります。
さらに、2025年9月にリーフはフルモデルチェンジされる予定です(価格や詳細は1月時点で不明です)。
現行モデルより高くはなりそうですが、SUV化し、魅力的な選択肢になる可能性があります。
逆に現行モデルの在庫を一掃する必要から、安く買えるチャンスも到来するかもしれません。
日産リーフを巡る今後の動きに注目ですね。