三菱エクリプスクロスの補助金がすごい！【最新版】
AkiyamaTomoya
プラグインハイブリッド車（PHV/PHEV）とは、給油しても充電しても走れる車のこと。
通常のEVに比べて航続距離は短い代わりに、
近距離移動ならばEVのように、長距離移動ならばガソリン車のように使える「万能選手」です。
その分やや割高なプラグインハイブリッド車ですが、
国や自治体の補助金を併用することで、比較的お手頃価格で購入することができます。
この記事では、日本のPHEVの売れ筋の一つ、
三菱エクリプスクロスPHEVを買う人が使える補助金制度を徹底解説 します。
*最新2024年度（令和6年度）の情報です。
そもそもエクリプスクロスPHEVの値段 / スペックは？
注目のエクリプスクロスPHEV。そのグレードや価格帯は主に3種類に分かれ、先進技術とSUVらしい存在感を実現しています。
- Mグレード： 約409万円～（ガソリン車版は277万円~）
- Gグレード： 約441万円～ （311万円~)
- Pグレード（およびBLACK Editionなど最上位モデル）： 約465万円～ （330万円～）
では、どのような特徴があるのでしょうか？
特徴
- スタイリッシュなデザイン
- 近距離はEVモードで快適走行 （充電走行距離は約57.3km、普段の移動に十分な性能）
- ハイブリッド車ならではの長距離ドライブ性能
- パワフルな走行性能 （4輪駆動システム）
- エコカー減税等で維持費を削減
- 高い安全性能を搭載
- 普通充電と急速充電の両方に対応
自宅充電が可能な方も、そうでない方も、普段はEVモードで走行し、
遠出時には急速充電で充電を補い、ハイブリッド車としての性能もフル活用できる「万能選手」です。
国からの補助金額
令和6年度の国の補助金制度を活用すると、エクリプスクロスPHEVを購入する際に、55万円の補助金を受け取ることができるので、
Ｍグレードなら約350万円程度で購入可能です。
【2024年度】電気自動車等への国の補助金（CEV補助金）
EVには「環境にやさしい」などのメリットがありますが、 まだまだ高価で手が届かないのが実情です。 そこで、国は、EVとガソリン車との価格差を大幅に縮めるために、ある…
EV政策・補助金まとめ 注意！補助金は新車のみ
ただし、国の補助金は新車のみが対象です（逆に中古車はその分安くなります）。
また、4年以内に売却する際には補助金の一部返還が必要となる場合があるので注意してください。
また、国だけでなく、県や市町村など各自治体が独自のEV補助金を用意している場合もあります。
どのような自治体が独自の補助金を用意しているのか、詳しく見ていきましょう。
都道府県からの補助金
以下に、都道府県レベルで追加の補助金がある地域をまとめます。
-
東京都
- PHEVの場合 55万円の補助金追加 再生可能エネルギー利用でさらに加算。
-
埼玉県
- プラグインハイブリッド車の場合、15万円の補助金追加 太陽光やV2H利用でさらに加算。
- 石川県
-
福井県
- PHVには10万円の福井県の補助金が追加 、30歳以下の若者では上乗せ。
- 滋賀県
- 徳島県
- 福島県
ただし、これらの補助金は、新車であることや県税の滞納がないことなど、各種条件が必要です。また、年度末には予算切れや受付終了の可能性もあるため、最新情報を必ず確認しましょう。
例：東京都のEV補助金
東京都の補助金制度の仕組みを見ていきましょう。
まず、給電機能があるEV/PHEVには、 45万円の補助金が用意されています。
さらに、各メーカーのEV販売実績に応じた追加の補助金も存在します。
トヨタ、日産、三菱、フォルクスワーゲン、テスラが10万円、それ以外の日欧大手メーカーは5万円の追加補助金が支給されます。（BYDやヒョンデには該当しません）
つまり、三菱エクリプスクロスPHEVの場合、国と東京都の補助金合計で110万円に。
それだけではなく、自宅に太陽光パネルを設置している場合、補助金額はさらに15万円追加
されます。
結果として、同じグレードのガソリン車と同等の値段で買うことも可能です。
市町村からの補助金
また、都道府県だけではなく市町村も独自の補助金を用意することがあります。
市町村の補助金も都道府県ごとにまとめたので、以下の一覧をチェックしてみてください。
以下の一覧から、都道府県名をクリックすると、その県と県内市町村のEV政策をチェックできます
- 北海道と東北地方
- 関東地方
- 中部地方
- 近畿地方
- 中国四国地方
- 九州沖縄地方
自宅でのEV充電器設置
急速充電ができるこの車は自宅でEV充電ができなくても十分可能ですが、
それでも自宅で充電できるに越したことはありません。
なぜなら、その方が手間がかからないというだけでなく、自宅充電に必要な電気代はガソリン代や外での急速充電代より安くなりやすいからです。
コンセントタイプの普通充電器
コンセントタイプの充電器は最も割安な選択肢で、機器代が数千円、設置工事費用が安くて数万円、高くて10万円台で済みます。
自宅の駐車場にコンセントを設置し、ＥＶ用の車載充電ケーブルで車とそれをつなぐことで充電します。
パナソニックの公式サイトより引用
ケーブル一体型タイプの普通充電器
コンセントタイプでは、車に乗せている充電ケーブルを出して、コンセントと接続する必要があります。
そのような手間を省けるのがケーブル一体型タイプです。
代わりに、価格は高く、機器代だけで20万円以上かかりることも珍しくありません。
パナソニックの公式サイトより引用
自宅のEV充電器設置の補助金
一部の県や市町村では、それに対する補助金追加があることも。
それらについても、上の一覧の都道府県名をクリックすることで知ることができます。
まとめ：EVが手軽な未来はすぐそこに？
EVは価格が高いことや航続距離がネックの一つですが、
EVモード（普通充電・急速充電）と、ハイブリッド車としての性質を兼ね備えたエクリプスクロスに関しては、
給油・充電への心配はまずないでしょう。
その代わり、価格はやや高いですが、国や自治体の補助も充実しているのである程度購入しやすくなっています。
また、ここではしっかり紹介できませんでしたが、自動車税などの優遇措置もあります。
政策をしっかりチェックして、後悔のない車選びを！（以下に政策のリンクをまとめます）
自治体のEV政策
47都道府県EV政策総まとめ EV（電気自動車）を普及させようとしているのは、国だけではありません。 県独自・市町村独自のEV支援策も、EV普及を下支えしています。 そこで…
【2024年度】電気自動車等への国の補助金（CEV補助金）
EVには「環境にやさしい」などのメリットがありますが、 まだまだ高価で手が届かないのが実情です。 そこで、国は、EVとガソリン車との価格差を大幅に縮めるために、ある…
Follow me!
